自分に絶対の自身がある人は何故にあんなに上から目線なのか

最近同じ部署の同僚が退職した。最近弊社の経営の雲行きが怪しくなってきたので転職するようで、転職先はかなり有名な会社のようだ。給料もかなり上がるようだ。

先日、部署にて送別会を開き、彼の栄転を祝った。

そんな彼から送別会の翌日にメールが届いた。その中で彼は後輩に宛てて、「決して転職を進めるわけではないけど」と前置きをしながら偉そうなご高説を垂れていた。

私にはそのご高説の内容は「こんな危ない会社にいつまでもいるのはヤバイから早く転職したほうが良い」という内容にしか読めなかった。転職が決まってからの彼は、去る会社で怖いものが無くなったからか、かなり立場が上の人にも上から目線で発言したりしていたように思う。また、平然と会社への批判を語るようになったと感じた。

有名な企業への転職が決まり収入も今と比べると数倍にもなるらしいので、それを勝ち取った自分にかなりの自信を持っているのだろうが、この上から目線のメールは後輩の心に届くのだろうか、と私は思ってしまった。

私の嫌いな人のタイプに「とにかく上から目線でこちらをまくし立てる人」というのがある。この手の人は、自分よりも年上であったり立場が上の人に対しても上から目線で(敬語を使わずにかなり砕けた話し方をする人も…)自分の考えを押し付けてくる。やはりこういったタイプの人達も自分に絶対の自信をもっていているので、このような言動をするのだと思う。

私の場合、この手の人から何かを言われても、初めに気になるのは話の内容ではなく「なんでこの人はこんなに上から目線で見下してくるのだろう」ということである。本当に良い内容の話をしていても、上から目線で言われるといらっとしてしまい受け入れられにくくなってしまうのではないか。

彼には能力があるので、自分に自信を持つのは無理もないことだとは思う。しかし、溢れる自信から上から目線になってしまっては、聞いている人は素直に話を受け取れなくなってしまうのではないか(私が彼の上から目線にイラッときて話の内容を受け取れなかったように)。しかし、そのような人は自分に絶対の自信があるが故にそのことにも気付いていないのかもしれないが…

自分も今後、自分が嫌いな人にならないように、嫌いな言動をしないようにしようと感じた水曜深夜。